市販シートヒーター取り付け 

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なんちゃって寒冷地仕様化計画の1つのアイテム、そして冬場の実用性向上を目指しネットオーク
ションで出品されていたシートヒーター(スイッチ付き)を、シート分解して装着しました。  
ヒーター本体は社外品ですが動作させるスイッチは、純正5・6型用寒冷地仕様のシートヒーター
スイッチを利用し、見た目純正ちっくに仕上げてみました。                 

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今回ネットオークションに出品されていたシートヒーター。画像のヒーター本体2枚とスイッチが1セット(1脚分)になって販売されていました。


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実際にシートに乗せて、取り付ける位置えお検討してみました。ヒーターはブラベース基材に印刷されていて、裏面には糊が付いていて、剥離紙をはがして張り付けるタイプです。


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取付けレポートの前に、私的なこだわりを少々・・・・、純正寒冷地仕様には運転席シートヒーター(座面部分のみ)が標準装備されています。今回の装着のねらいは純正を上回る装備をする事にしていたので、助手席にも装着し、純正にはない設定と使用性の向上を計りました。

早速ですが、ボルト4本で取り外し出来る助手席座面からチャレンジしました。シートの表皮はクッションに糊で貼付けされているだけなので、以外と簡単にスポンジ面が表れてきます。まずは単純に置いてみました。


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早く装着したい気持ちを押さえる事が出来ずに、剥離紙を剥がしスポンジ上部へ貼付け~っ!一応スポンジの溝部分はヒーターも添わせて曲げて貼付けました(^^)


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ハイ装着完了!!といかにも簡単に装着、いや何にも考えずに装着してしましました。一応スイッチで動作確認するとお尻のあたりが暖かくなってきました。


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気を良くした私は、そのままの勢いに任せ運転席にも装着する事に・・・・、しかし運転席は助手席の座面のように簡単に取り外す事ができないので、シート本体を取り外すし、車外で作業をしました。ワゴンRのシートは運転席は少しベンチシートになっているので、取り出すのが面倒でした。


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助手席と同じ乗りで、ただ単にクッション上部に貼付け、配線処理をして組み上げ完了!!、なんだか簡単にシートの装着できたな~なんて思ってましたが、これが後々面倒の始まりでした。
まず、車に装着して座ってみると、右上写真の赤丸部分の電源線取り出し部分の膨らみが、ちょうどお尻の所にあたって気になります。またヒーター本体も表皮のすぐ下なので、即効で暖まるのですが、心地良い暖かさを通り超え、少し暖まり過ぎの感じもあり、取付け方法と位置の検討が必要になりました。要するに座面へのヒーター埋め込み作業は失敗になってしまったと言う訳です。


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翌日再びシートを分解し、クッション部分をくり抜く事にしました。せっかくなので座面前部にある凹み部分より下にヒーターを埋めたかったので、結構深い目にスポンジをカットし、ヒーターを装着、そして着座テストしてみました。
今度は、お尻に当たる感触は見事に解消されましたが、ヒーターの効果が一向にわかりません、そう深く埋め込んだので、表皮まで熱が伝わっておこなかったのです。
2回戦も敢え無く失敗です(>_<)

よ~し次ぎこそは・・・・


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あまりにも悔しかったひーtので、仕事から帰った夜に作業開始しました。今度は深く埋め過ぎた反省で、半分の厚みの所にサンドイッチする事にしました。またこの半分にカットして行く作業の面倒な事・・・・、しかし今回は失敗したくないので気合い十分作業を行い。無事埋め込み作業完了、運転席そして助手席と作業し車に装着、緊張の着座テストヒータースイッチをONにしばらくするとジワ~と暖かく、暫くスイッチON状態でも心地の良い暖かさが確保され良い感じ!。やったぁ~、座面への埋め込み作業は無事完了です。


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ヒータースイッチは純正品を準備し、配線図を持っていないので装着前に分解して、コネクターの並びを確認しました。実際の配線はどうかしりませんが、6ピンコネクターの内5本を利用すれば動作出来る事がわかったので、それぞれのピンの役目を紙に書き写し、実車に装着する時に対処出来るようにしました。

純正スイッチ品番は下記です。
 37850-83H00  スイッチアッシ、シートヒーター


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寒冷地仕様シートヒータースイッチ取付け場所は、標準仕様だとただの蓋になっています。その蓋を加工してDVDプレーヤーのリモコン受光部を取り付けていましたが、邪魔になるので、コンソール下部分移設しました。
標準仕様でも、蓋裏には配線足らずのコネクターがきています。イルミ+/-とあと1本の3本がきていますが、今回はイルミ+/-を利用し、残り必要な3本(シートヒーター電源・ヒーター出力・動作確認ランプマイナス)の配線は新たに追加作成する事にし、コネクターに刺さるピンはセルシオ改良で不要になったコネクターから取り出し、ピン部分を少し加工してスズキコネクターに対処しました。


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ここで、mitsuaki流しょうもないこだわりが・・・、純正と同じ並びにスイッチを付けても面白くないので、デフフォッガスイッチを右側に移動させました。


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移動させたねらいはもうひとつあり、冬場もそうですがその他季節でも利用する場合の多いデフフォッガスイッチが運転席側にある方が利便性がいいからです。


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ヒーター用スイッチ配線。
リレーを使用して製作、ちなみにスイッチONで運転席・助手席両方とも暖かくなります。


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車両に装着し動作確認します。


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スイッチからシートヒーターへの配線もフロアマット下を通して純正風に仕上げます。


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助手席側座面は小物入れの蓋にもなっているので、アーム部分に配線を添わせています。


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全ての作業が完了し再度動作確認、ちゃんと動作し思わずニンマリしてしまったのは言うまでもありません。


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フェイスパネルを取り付けて作業終了。
このスイッチ有るだけで満足度が高いです。


●取り付け難易度:★★★★☆
●取り付け時間:やり直しも含め、延べ8時間くらい
●満足度:★★★★★
●コメント
2WD車の寒冷地仕様計画のひとつで、実用性もアップし、特に冬場のリモコンエンジンスタータ-とこのシートヒーターの組み合わせは最高ですねっ!、軽四にシートヒーターと言う昔では考えられない贅沢な装備、また純正に設定のない助手席にも装備出来、このサイトの目標でもある品質向に寄与した加工が出来てとても満足しています。

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